川崎公害病患者と家族の会―増え続けるぜん息患者と新たな救済制度へ―

ぜん息医療費助成の申請について

川崎市の「成人ぜん息患者医療費助成制度」の申請方法について

成人ぜん息患者医療費助成制度を申請される方へ

1、
申請書は各区の区役所「地域ケア推進課」で書類をもらいます。(川崎公害病患者会、川崎北部のぜん息患者会のもあります)

2、
川崎市発行の説明書で肌色は制度の案内や発行される医療証の使い方、緑は主治医診断報告書を医師に書いていただくことの説明、裏面は市外の医師に診断書を書いていただく場合に見せるものです。(全国どこの医師でも診断書は書けます) 

3、申請の条件
① 病名が「気管支ぜん息」であり満20歳以上であること。

② 川崎市民であり1年以上川崎市に住んでいること。

③ 現在医療費負担が2割以上であること。(1割は申請できない)

④ 川崎市内の病院、薬局以外では使用できない。

⑤ 喫煙しないこと。(喫煙者は禁煙の誓約書が必要です)

4、申請の注意
① 最初に手続きをしなければいけないのは「主治医診断報告書」を医師に書いていただくことです。川崎市発行の気管支ぜん息用の診断書です。必要な検査等がありますので時間がかかります。また、診断書の有効期間は1ケ月となっていますので、医師から受け取ったらすぐ申請してください。

② 申請に当たっては健康保険証が必要です。申請書は保健証を見て記入ください。(医療証番号は記入しないでください)

5、その他
① 医療証の有効期限は2年です。(川崎市から封書にて連絡がありますが、期限の2ケ月前から継続の申請手続きができます)

② 申請後、医療証が送付されてくる間に「気管支ぜん息」で医療機関や薬局にかかり費用を支払った場合(2割、3割支払った場合)医療証が送付されてきたら医療機関、薬局で点数書き込み用紙「保険医療患者負担点数証明書」(第9号方式、成人ぜん息専用、2枚つづり)の書類に記入いただき、各区の区役所「地域ケア推進課」に償還の申請をします。

③ 更新の場合の主治医診断報告書は「更新」という診断書になり簡素化されますが、更新には申請書や健康保険証、医療証は必要となります。(更新はピンク色の説明書)

川﨑公害病患者と家族の会   /TEL:044-211-0391
川﨑北部のぜん息患者と家族の会/TEL:044-244-7440